奈良女子大学では、全学生で自治組織である学生自治会をつくっています。

この学生自治会のもとでクラス活動やサークル活動を行ったり、団結して学内外のさまざまな問題にとりくんだりしてきました。

一人ひとりの力は小さくても、団結することで大きな力になります。

ぜひ奈良女生みんなで力をあわせて、奈良女の自治・サークル活動をもりあげていきましょう！

奈良女学生自治会の構成員は学部生約2200人全員です。

各クラスや部活・サークルの代表者が集まって会議を開き、学生自治会としての運動方針を決定し、この方針に基づいて様々な活動を行っています。（今年の方針は2024年運動方針をご覧ください。）

大学当局と対等な交渉権をもつ唯一の学生団体として、学生の意見をとりまとめ、大学側と交渉したりもしています。

このような活動を通じて、学生の権利を守り、自由で活発な学生生活を実現しているのです。

奈良女学生自治会は戦後直後の1946年11月に発足しました。

戦時中、当時の政府とそれに従う大学当局によって多くの学生が侵略戦争に動員され、学業半ばで命を落としました。

奈良女でも多くの先輩たちが勤労動員され、兵器生産に従事したと言われています。

このような悲劇を二度と繰りかえさないという固い決意のもとに、学生の団結の拠点として学生自治会は結成されました。

この教訓を今にいかし、結成以来70年以上にわたって学生自治会として反戦・平和を掲げ続けているのです。

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